パソコンで読む廃道情報専門雑誌 「ORJ-日本の廃道-」 に掲載され、
現在販売中の 「バックナンバーCD集 vol.1」 に収録されている、
ヨッキれんが執筆したレポートの一覧です。

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※CDにはこの他にnagajis氏やTUKA氏をはじめ寄稿者の皆様による、膨大な量のマニアックな廃道レポート、土木構造物、交通に関する情報が満載されています。
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【収録されているヨッキれんのレポート一覧】

荒川森林鉄道

<概要>

 馬が曳く鉱山馬車鉄道と、機関車の牽引する森林鉄道とが共存した、不思議の谷、荒川。
このレポは、鉱山地帯の中にあっても積極的に関わろうとしなかった、そんな森林鉄道の姿を記録している。
選鉱場や廃坑の遺構を見下ろしながら、どこまでも、どこまでも…。

■2006年6月号に掲載。
2004.4.14探索

三陸海岸 田野畑村
初代槙木沢橋と
軍用道路跡

<概要>

 三陸海岸を南北に縦貫する国道45号。
その中で最後まで自動車がまともに越せなかったのが、下閉伊郡田野畑村の槙木沢だった。
昭和40年に熱狂的な歓迎ムードの中で開通した槇木沢橋によって、初めて誰もが気軽に三陸のドライブを楽しめるようになったのである。
だが戦前、この深い谷底を行き来する軍事道路が開削されたという。地元の人でさえ自由に通ることが許されなかったという、初代槙木沢橋を捜索せよ!!

■2006年2月号に掲載。
廃道レポートに掲載したものは、このレポートを一部修正したものです。

2005.8.23探索

皆瀬森林鉄道

<概要>

 秋田県最南端の林鉄、皆瀬森林鉄道。
母なる川の源流、広く開放的な景観を見せるキャニオンの奥深くまで、二本のレールは続いていた。
そこに架かる、幾つもの橋。橋。橋。
私はここを、合同調査隊をもって攻略した。

 君はその最深部で、溝壑に独り起つ大橋脚を目撃する!!

■2006年1月号に掲載。
2005.6.26探索

森吉林鉄粒様線
奥地延長線

<概要>

 奥森吉の最も深く困難な谷に伸びる森吉林鉄粒様線は、その起点へのアクセスだけでも半日を要するという、極めて探索の困難な路線だ。
2004年に行われた最初の探索では、県内で初めて敷かれたままのレールを発見するというサプライズがあったが、日程の都合によりその奥地を見定めるには至らなかった。
 残された軌道を捜し、再び入山した2005年夏。
我々は遂に全容を把握することに成功した!
あの「~の穴」が、軌道と無関係であったことも判明。
おそらく県内最難関の林鉄跡。その不思議と驚異に満ちた姿を、ご覧頂こう。

■2005年12月号に掲載。
2005.8.13探索

旧県道 大更停車場八幡平鹿湯線
東八幡平
幻の鉱山道

<概要>

 北東北3県の最高所に位置する車道は、海抜1500mを越える「八幡平アスピーテライン」で、昭和45年の開通以来観光道路として活躍中だ。
しかし、それよりずっと以前、今とは全然異なるルートで八幡平を目指す車道が、実在した。
県道としての路線名も既に忘れられ、誰一人辿ることのない、幻のジープ道。
広大な樹海を出発し、廃鉱山、噴気谷を越え、森林限界の上の荒涼たる高原へと、怪しく続く激藪廃道。
そして、謎の石畳道との遭遇!
くじ氏と二人で歩いた、難易度Aクラスの廃道である!!

■2005年9月号〜11月号に連載。
2005.7.24探索

山形県 深山林道
通称:炭焼き道

<概要>

 昭和40年代初頭まで、耕地の乏しい山間の村々において貴重な現金獲得産業であった製炭業。
村人達は、里から遠く離れた山中に何日も篭もり、薪を拾っては現地の竃で炭を拵えた。
そして、その炭を肩に背負い、または牛馬の背、リアカーなどを使って、運び出していた。
そんな生活の道も、時代の移り変わりと共に通る者も消え、荒れ果てた。
深い峡谷に穿たれた、忘れじの道を、命懸けで踏破する!

■2005年11月号に掲載。
2005.9.9探索

秋田県 矢島営林署
直根森林鉄道

<概要>

 霊峰鳥海の北麓、その懐深くまで分け入った鉄路があった。全長18kmオーバー、直根(ひたね)森林鉄道である。
幸いにしてその大部分は林道や遊歩道として現存しており、往古の姿を色濃く残す風景が比較的気軽に体験できる。林鉄跡を「楽しめる」場所は、思いのほか貴重なものである。
しかも、林道日本一と言われたこともある長大真っ暗隧道や、怪しい素堀の隧道、巨大プレートガーダー橋など、十分にアドベンチャー的要素もある。
ここはオススメの林鉄跡だ!

■2005年9月号に掲載。
2005.5.25探索

秋田県 合川営林署
羽根山森林鉄道

<概要>

 林業王国の名をかつて欲しいままにしていた秋田県内で、最も謎に満ちた森林軌道のひとつ。
それがこの「羽根山森林鉄道」である。
日本一と謳われる天然あきた杉の美林を、あの手この手で目指した鉄路は、2度もその経由地を変更している。
なかでも、最も初期に利用されていた“幻の”山越隧道林鉄”が、この羽根山林鉄だ。
登山道さえない山中奥深く、信じがたいほど奇妙な隧道の数々が現存していた!!

■2005年7月〜8月号に連載。
2005.5.5探索

青森県
青乙林道

<概要>

 将来は青森自動車道に組み入れられる「みちのく有料道路」は、トンネル部分だけが自転車通行禁止という、奇妙な有料道路である。お金を払ってまで入る価値は、これではほとんど無い。
しかし、この道自体は青森〜八戸間の特効薬的短絡路であり、その短絡効果は30kmにも及ぶ。是非ともチャリで利用したいというのが本音である。
そこで、トンネルだけを迂回する“隠し林道”のご紹介である。
副次効果として唯一の本線料金所をスルーできる可能性も…。(悪用厳禁!四輪は通れません!)

■2005年8月号に掲載。
2004.12.15探索

国道108号旧道
鬼首峠

<概要>

 秋田〜仙台間の最短ルートとして、明治の昔に逓信省が改良を始めた道は、やがて長距離トラックが車列を連ねる有数の重要路線となった。
いまから10年前の1997年、全長3500mを越えるトンネルと、13.7kmに及ぶバイパスが開通し、もとの静けさを取り戻した鬼首(おにこうべ)峠。
残されたのは、雪との格闘の記録を留める無数のスノーシェードと、小町娘の微笑みだけだった…。

■2005年7月号掲載。
2003.9.17探索



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