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  [No.12720] 富士スバルラインを利用した鉄道敷設について 投稿者:雲助2号   投稿日:2023/07/08(Sat) 11:30:10

昨今話題に上がっている「富士スバルラインを利用した鉄道敷設」についてですが、道義的、感情的な意見もあるでしょうが、ここでは「技術的な議論」をしたいと思います。
ウィキペディア「富士山における鉄道構想」によると、富士急の社長は「スバルラインは急斜面だが、鉄道の場合、通常車両で運行が可能」と発言しています。
山行がの林鉄のレポートを見ても、鉄道は「鉄製レール対鉄製車輪の摩擦係数の低さ」により、自動車より遥かに登坂能力が低いと思います。
最低限「アブト式+スイッチバック」が必要だと考えますが、皆さんどう思いますか?
「入山者管理」が主な理由みたいですが、わざわさ鉄道を敷設しなくても「マイカー乗り入れ禁止+電動バスで運賃と入山料金徴収」すれば、経費的にも負担が少ないと思うのですが。


  [No.12727] Re: 富士スバルラインを利用した鉄道敷設について 投稿者:やま   投稿日:2023/07/12(Wed) 10:24:29

富士スバルラインの勾配は平均 52‰、最大78‰とのことですので
廃線になってしまいましたが碓氷峠が66.7‰、現役の箱根登山鉄道が80‰
他でも50‰クラスは散見されますので、登れないことはないでしょう。

サイクリストウェルカム.jp
hhttps://cyclistwelcome.jp/140

カーブに関してもLRTならば充分にクリア出来ると思います。
ただし、ヘアピンカーブでそこが勾配になっていると走行抵抗が増えて
登れないところがあるかも?です。そこはスイッチバックで対処になるのでしょう。

また、LRTはゴムタイヤ式のものもあるのでなんとかなると思います。

登山鉄道は「登れるか」より「下れるか」が問題で、急勾配中で安全に止まれる、
停止状態を維持できるかが重要で、普通の車両がそのまま使えるかといえば
ダメと思いますがどうなんでしょう。


  [No.12728] Re: 富士スバルラインを利用した鉄道敷設について 投稿者:498   投稿日:2023/07/12(Wed) 12:44:15

他意はなく素直な印象として、
現社長の経歴からすると技術的なことは何も分かっていない方と思いますので、
「通常車両」という言葉に深い意味はなく、
ロープウェイ・ケーブルカーあるいはアプト式を用いなくても可、というだけの意味だと思います。

条件的には箱根登山鉄道とほぼ同じようですし、
半径30mなんてカーブもありますからね。