明治廃隧道の可能性が。千葉県道187号館山千倉線の宇田隧道の旧千倉側入口付近ののり面に、明らかな旧道分岐があり、5月に道路敷をたどって右折し、尾根切り割まで確認しましたが、その後、千倉町史を見たところ、略図の宇田隧道部分に、「上はM23#、下はM33」とありました。つまり、旧道は右折せず、隧道があったようです。藪で見落としました。ただし、10年で現隧道が出来ているので、閉塞は必至です。
宇田隧道の旧隧道を発見しました。しかもほぼ原形を留めてました。幅4m弱、高さ5m位でしょうか。入口付近は崩壊が激しいですが、内部は割ときれいです。現道より10m程高い位置にあり、これが現隧道を掘った理由ではないでしょうか。写真は崩壊が激しい水岡側の入口です。
旧宇田隧道の宇田側入口の画像です。