真室川森林軌道小又線の探索は、初めから困難にぶつかったが、現地での情報収集により、軌道の存在は確認できた。
いよいよ今回は、絵地図に描かれていた三つの隧道のうちの一つ。
谷地ノ沢と万助川との間にある隧道を求め、上流へと軌道の痕跡を辿りながら、進むことになる。
今回のレポートは、難産だった。
特に、この「その2」が辛かった。
発見が多いときは筆が進むものなのだが…。
谷地の沢
不動明王の滝(地図上では不動滝と記載されていた)が谷地ノ沢に現れる。
水田が現れたとおもうと、そのまま集落まで出現した。
とか思いながら走っていくと、あっけなく集落は終わり、しかも道は未舗装となった。
そこからは、何と無くそれっぽい踏み跡を見つけては踏み込むという、大変に不毛な行為が続いた。
とある支流に入った私は、そこに何とも匂う平坦な河床が続くを発見。
まるで悪足掻きだが、谷地ノ沢沿いの車道へと戻り一応終点まで行ってみることにした。
で、この橋はひそかに自己最高記録を更新している。
地図は嘘をつかなかった。
歩道を50mくらい歩くと、谷全体を塞ぐ巨大な砂防ダムで行き止まりとなった。
再び情報収集
| 当サイトは、皆様からの情報提供、資料提供をお待ちしております。 →情報・資料提供窓口 | |
|
このレポートの最終回ないし最新の回の「この位置」に、レポートへのご感想など自由にコメントを入力していただける欄と、いただいたコメントの紹介ページを用意しております。あなたの評価、感想、体験談など、ぜひお寄せください。 【トップページに戻る】 |
|