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山行が 掲示板
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  •   [No.5067] Re: バンビ転落の件… 投稿者:つきのわぐま   《URL》   投稿日:2010/07/08(Thu) 20:05:36  

    野生動物との遭遇は、私にもいくつか経験があります。

    ・熊
    山の中の大規模林道をドライブ中、道路右側のコンクリートブロックの壁をよじ登ろうとしている黒い大きな生き物を発見。停車。ドーベルマンか何かかと思って見ていたら、あちらもこちらに気付いたらしく、壁をよじ登るのを止めて、林道を右から左へ悠々と横断。そこでツキノワグマだと判明。四つ足で歩いて、道路左側の草むらの中へ消えていきました。ツヤツヤとした真っ黒な体毛で覆われた成獣でした。まさに漆黒の塊。車中から見ていたから良かったものの、散策中などで生身の体を晒していたらと思うとゾッとします。

    ・狸
    これは比較的よく見かけますが、夜、山中の国道をクルマで走っていたら、道路を左から右斜め前方に横断している狸を発見。もちろん停車。大きなお尻をフリフリさせながら横断するのを見守った後、再発進。ま、こいつは見ている分には可愛い奴です。

    ・猿
    これも比較的よく見かけますが、廃線になるローカル線の記録撮影中に何度か出会いました。線路沿いの休耕田でたむろしていたり、線路に並行する道路のそばで木の実か何かを探していたり…。こいつらは人間の気配に気付くと脱兎の如く逃げていくので、あまり危険は感じません。

    ・鹿
    これも廃線になるローカル線の撮影中に出会いましたが、山の中の鉄橋そばの道路で三脚を構えていたら、川の対岸から何か得体の知れない物体が物凄い勢いでこちら側へ向かって来るのを発見。最初、熊かと思い、セッティングした三脚とカメラを抱え上げ、車を置いている場所へダッシュの体勢を取りましたが、よく見るとピョンピョン高く飛び跳ねながら川を横断していて、野生の鹿だと判明。鹿といえども成獣は危険なので、しばらく身構えていましたが、運良く斜め左の方向へ逸れてくれて一安心。

    > 1>動かない
    > 2>声を出さない

    実際に野生動物に出会うと、驚きのあまり声が出ません。「動かない」というのは、相手が熊などの場合、ちょっと難しいのでは…。向こうが突進して来たら、やはり逃げの姿勢になります。いわゆる“死んだふり”というのは通用しないという話もありますし…。

    日頃、牛、豚、鶏、魚などを食しているのであまり奇麗事は言いたくありませんが、今回の小鹿ちゃんはちょっと気の毒だったかなとも思います。
    ただ、自然界は弱肉強食が掟なので、仕方が無いとは思いますが…。野生動物に襲われる人間も毎年後を絶ちませんし…。
    ヨッキさんの身代わりとして落ちたのかも?と考えたりもしたり…。神からヨッキさんへの「気を引き締めろ!」という警告だったのかもと考えもしたり…。鹿は神の使いと言いますし…。ま、あれこれ考え出すとキリがありませんけどね。

    合掌


      [No.5066] Re: 秋田は海沿いでしたでしょうか? 投稿者:ファン太郎   投稿日:2010/07/08(Thu) 17:26:47  

    去年の秋に通った時の感動と高さから来る恐怖感を思い出しました。
    普通の海沿いの道かと思っていたら、急に上りだし150m以上
    は海岸線まであったと思います。木に視界を遮られることもなく、日本海が水平線まで左から右まで見渡せる素晴らしいマイナー道。

    東北の有名な有料道路より記憶に残っています。
    似たようなロケーションの道あれば走りに行きたいので、どなたか教えて下さい。


      [No.5065] Re: ガントリークレーン@歩道橋 投稿者:闇猫   投稿日:2010/07/08(Thu) 07:15:22  
    Re: ガントリークレーン@歩道橋 (画像サイズ: 640×360 31kB)

    >  何となくですが、倉庫とか体育館の天井の部材を流用したとも、思えない訳ではありません。

    ものとしては、これのような気がしなくもないですが


      [No.5064] Re: 沈下橋 投稿者:ゲートボウラー   《URL》   投稿日:2010/07/08(Thu) 05:39:20  

    >ハコフグさん

     はじめまして!

     これが久野瀬橋なのかなぁ・・・?
     小貝川よりも久慈川の方が、周辺の環境的にも趣があるカンジがしますね〜。
     県北へは行く機会があまりないのですが、ぜひ生で見たいですね!

     子供の頃は、ヤナやりに大子方面へよく連れて行ってもらっていたのですが、当時は橋や道路にあまり興味が無かったのが悔やまれますw


      [No.5063] Re: バンビ転落の件… 投稿者:廻館   投稿日:2010/07/08(Thu) 01:21:21  

    私事で申し訳ありませんが、
    先日、子猫が轢かれる瞬間のことを思い出してしまい、ゾッとしています。

    >私は、彼が私の接近に驚いて“すくみ”、静止してくれることを期待したが、彼の反応は異なっていた。

    子猫が道路に飛び出そうとしていたので、自転車でその進路に立ち塞がれば、飛び出すこともあるまいと考え
    「いいことをした」と思い上がっていたら、逆に道路に疾走してしまい

    >刹那、バンという爆ぜるような嫌に大きな音が渓間に響いた。

    未だにその爆ぜるような音が耳から離れません。
    本文と無関係な乱文で申し訳ありません。

    >今回は該当しないようですが、例えばその動物が天然記念物に指定されていると、法的責任も問われかねません。

    海沿いの断崖にある展望台に出かけて、カモシカに出くわして
    三方は断崖、目の前5メートル先にカモシカ、ということになったことがあります。
    「突き落とされないように」とソロソロ動いて逃げましたが、そのときにカモシカが驚いて崖から落ちてたら法に問われた可能性もあるのですね。
    これまた、今になってゾッとしました。


      [No.5062] バンビ転落の件… 投稿者:明治   投稿日:2010/07/07(Wed) 22:02:03  

    読んでいてこちらも辛い気持ちになるレポートでしたが、
    まずは正直に、包み隠さず執筆・公開してくださったヨッキさんに対し、私は心より敬意を表したいと思います。

    またこの一件は、ヨッキさん以外のオブローダー・オブレーラーに対しても重要な課題を投げかけてくれました。
    野生動物との遭遇です。
    今までコウモリ、ハクビシンくらいしかレポートには登場してこなかったし、
    それ以外でもクマやイノシシなどから「危害を加えられる」ことくらいしか想定しませんでしたが、
    逆にこちらが危害を加えてしまうこともあり得るんですよね。
    今回は該当しないようですが、例えばその動物が天然記念物に指定されていると、法的責任も問われかねません。
    手元にあるベストセラー「冒険図鑑(福音館書店)」によりますと、山で野生動物に遭った時の基本原則は
     1>動かない
     2>声を出さない
    だそうです。
    肝に銘じて、バンビへの供養としたいと思います。


    最後に恐縮ながら疑問なのですが、バンビが落ちてしまったのは川の水面ではなく、
    河原状になっている陸地だったのでしょうか…?(不謹慎ですみません)


      [No.5061] Re: 勇者・・・? 投稿者:bystander   投稿日:2010/07/07(Wed) 08:20:43  

    私は板が荒れることを望んではいません。よって、この「勇者様」の行為の是非そのものについては敢えて触れますまい。

    しかし、この記事に対して、件の勇者様の行動を諌めるような批判的なレスポンスが今のところ1件も無いという事実に対しては、非常に残念に思っています。

    何故なら、個人であれ、会社から国家に至るまであらゆるレベルの組織であれ、その運命が悪い方向に坂を転がりだす最大の要因は「批判者がいなくなる事」だからです。

    そういえば近年、心無い少数の「似非鉄ちゃん」の我侭な行動によって、鉄道ファンが長年かけて築いてきた社会からの容認姿勢が一気に崩れつつあるのをご存知の方も多いでしょう。

    廃道・廃線趣味が同じ轍を踏まないことを、私は切に願っております。


      [No.5060] 秋田は海沿いでしたでしょうか? 投稿者:仙波   《URL》   投稿日:2010/07/07(Wed) 00:57:17  

    こんにちは。
    プロフィールを拝見して、秋田に住んでいたことがあるということですが、海沿いの町でしょうか?
    もしそうでしたら、全国の海沿いを旅している仙波にとっては大変嬉しいですが、いかがでしょうか。
    男鹿の海沿いで高い所から見おろす日本海も素敵です。
    良かったら、YouTubeへお越しください。

    http://www.youtube.com/watch?v=ORgaJpy6MMw

    また寄らせて頂きます。


      [No.5059] Re: 沈下橋 投稿者:ハコフグ   投稿日:2010/07/06(Tue) 22:05:35  
    Re: 沈下橋 (画像サイズ: 563×793 87kB)

    はじめまして。
    初めて投稿いたします。

    昨年10月ころ、茨城県で沈下橋らしいものを見かけましたので、
    報告いたします。
    流木よけ付きの沈下橋ではないかと思うのですが、どうでしょう?
    小さくてかわいい感じです。
    実は有名物件だったり??

    見つけたとき、大はしゃぎで用もないのに橋を往復してしまいました。
    自分の地元にはないので、新鮮でした。

    場所は、道の駅奥久慈だいごの近くです。
    幅は車一台ぎりぎりでした。


      [No.5058] Re: 本尊岩トンネル付近の橋脚 投稿者:アンパンマン   投稿日:2010/07/06(Tue) 10:33:19  

    事実が判明いたしました。地元の公的機関の方にお願いして調査していただいたところ小花地から鹿瀬まであった索道の関連建造物で支柱橋脚や橋の橋脚ではないとのことでした。又。この小花地地区は最後まで渡船のあったところだそうです。期待に及ばず残念でした。


      [No.5057] Re: 冠着橋 投稿者:おーた   投稿日:2010/07/06(Tue) 09:10:26  

    長野県には継ぎ足しの橋が多いですよね。
    昨年に解体されてしまいましたが、松代の赤坂橋も
    鉄骨トラス3連?+木造1連だったような。
    また、巾の継ぎ足しも多いですよね。
    右折車線をつくるために端の1連分だけとか。
    なんでそんな半端なことをするのか不思議です。


      [No.5056] Re: 冠着橋 投稿者:のら猫   《URL》   投稿日:2010/07/06(Tue) 06:06:44  

    > そうそう、どこが変かというと、この橋、渡り終えるまでに4段階に幅員が変化するんです。

    そんなに変わったっけ?と検索したら平成に入ってから改修されていたのですね
    自分は昭和の末期までしか知らないので…
    外回り営業時代には「変な橋だな」と思いつつよく渡っていましたが無くなってしまうとなると残念です


      [No.5055] 冠着橋 投稿者:銅粉の湯   投稿日:2010/07/05(Mon) 11:44:33  

    長野県千曲市にある冠着橋(かむりきばし)、知る人ぞ知る変な橋なんですが、それもとうとうお役ごめんとなる時期が来ました。
    既に色々な所で紹介されているので今更な物件なのですけど、なにかのついでがあったら是非レポートして欲しいと思います。
    この橋、恐らく新橋が出来たら解体されてしまうでしょうから。

    そうそう、どこが変かというと、この橋、渡り終えるまでに4段階に幅員が変化するんです。
    途中に信号もあるし。
    不便な代物なのですが、無くなるとなると寂しいですね。


      [No.5054] Re: 沈下橋(大分県) 投稿者:ゲートボウラー   《URL》   投稿日:2010/07/05(Mon) 10:29:14  

    >長谷狢さん

     こりゃスゴイですね〜!

     大雨になっているということで、九州の沈下橋の様子が見たかったところだったんですよ〜。

     さらに廃林鉄まであるなんて、豪華ラインナップな場所ですねw


      [No.5053] Re: 沈下橋(大分県) 投稿者:長谷狢   投稿日:2010/07/04(Sun) 22:29:41  
    Re: 沈下橋(大分県) (画像サイズ: 410×308 69kB)
    撮影データ ( Exif情報表示)
    撮影カメラCOOLPIX L16
    焦点距離12mm
    露出モードプログラムAE
    測光方式分割評価測光
    ISO感度616
    シャッタースピード1/192秒
    絞りf3.9

    大分県佐伯市宇目の沈下橋(現地では潜り橋といいます)です、
    雨だったのでもうすぐ沈下しそうな水量でした。

    実はこの崖上に廃林鉄があります。
    林鉄では山蛭が生息しておりますので未踏査です。


      [No.5052] Re: 三弦橋の勇者。 投稿者:   投稿日:2010/07/02(Fri) 23:38:31  
    Re: 三弦橋の勇者。 (画像サイズ: 500×375 124kB)
    撮影データ ( Exif情報表示)
    撮影カメラE-620
    焦点距離11mm
    露出モードプログラムAE
    測光方式分割評価測光
    ISO感度100
    シャッタースピード1/160秒
    絞りf4
    露出補正値-0.3EV

    ヨッキれんさん、サトシコフさんがご存じの方の他にも『猛者』ですか!
    う〜ん、世の中、広いですね(苦笑)。

    それにしても、某SNSで半実況中継ですか!
    その方も凄いですね。

    それに、サトシコフさんもカヌー到達者でしたか!
    カヌーで三弦橋という方も、やはり多いものなんですね。
    PRセンターの方の話では、土日祝日はダム管理事務所もお休みらしく、
    土曜日に三弦橋に行った為、私の時も観察者は居ませんでした。

    ついでにこれからカヌーで行きたい方への参考情報として。
    三弦橋と言えば見てみたいのはやはり三弦橋の中央からの構図!
    なのですが、今の季節では写真のような状況です。

    安全にあの構図を眺めたい場合、
    葉が落ちた晩秋の頃がよろしいかと思われます。


      [No.5051] Re: 天地索道所近くの部品 投稿者:通りすがり   投稿日:2010/07/02(Fri) 22:15:57  

    > 写真の下のシリンダーで押し広げるドラムブレーキに見えます。

    口惜しい。シリンダーに刻印っぽいのが見えてますね。
    ただ、車用だとしたら、リベット多いような気が・・・。
    これ車に使ったらハブベアリングを交換するためにホーシングから
    ブレーキ部分全部はずすことになるんじゃないですかね?


      [No.5050] Re: 三弦橋の勇者。 投稿者:サトシコフ   投稿日:2010/07/02(Fri) 12:08:20  

    ワタシもゴールデンウイークにカヌーにて到達した者です。
    歩いて渡ってみようなど思いませんでしたが、その数日後ある人物が歩いて渡り、しかも某SNSで半実況中継して皆を(ヨッキ氏含む)ハラハラさせました。
    ヨッキ氏の言うようにその人の他にもうひとりいたんでしょうね。

    行くのならカヌー等を使うほうが良いと思います。
    ペアで漕いだ相棒が問い合わせたら、今のところ湖にカヌーを浮かべる事を罰する法が無いから「奨めたくないが黙認する」とダム管理側の談話があったそうです。
    ワタシたちが湖に浮かんでいる時望遠鏡で管理棟を注視してましたが、その時は誰も見ていなかったようです。が、橋の上を人が歩いてたら何等かのアクションを起こされてしまうかもしれませんね。
    危険極まりないですから。

    今回の件で思ったのは、知られていないだけで『猛者』は多数いるのかもしれないなという事です。


      [No.5049] Re: 三弦橋の勇者。 投稿者:ヨッキれん   投稿日:2010/07/02(Fri) 05:38:29  

    その勇者、私の知り合いかも知れませんが、もし違うとしたら勇者はもう一人いたのかも知れません! 私も興奮気味になっておりますが、詳細情報を伺うとますます恐ろしい橋ですね。私も行っていれば渡ろうとしたと思いますが、実際に渡り切れたかは分からないうえに、現在でもダムが24時間作業中となると、私が挑戦できる日は永遠に来ないのかも知れません。24時間工事が終わるのと本橋の撤去工事の間に十分な間隔が空き、しかもその期間を私が知ることが出来なければ、私はこの橋を体験することなく逝くのでしょう。もしかしたら、その方が幸せなのかも知れませんが…。

    ともかく、衝撃的なコメントを長文で詳細にありがとうございました。


      [No.5047] 三弦橋の勇者。 投稿者:   投稿日:2010/07/01(Thu) 23:47:00  
    三弦橋の勇者。 (画像サイズ: 360×640 73kB)

    先日、チャリとインフレータブルカヌーを担いで輪行していって、
    途中の駅からはカヌーを自転車の荷台に積み込んで、
    森林鉄道廃線跡としては恐らく最も有名な
    下夕張森林鉄道夕張岳線の第一号橋梁こと
    通称『シューパロ三弦橋』にカヌーで迫ってみました。

    三弦橋、
    下路2本、上が1本の断面が△の珍しいトラス橋で全長381m。
    三弦橋タイプのトラス橋は水道橋としては珍しくありませんが、
    鉄道が実際に使った橋としてはオンリーワンの、
    シューパロ湖というダム湖にかかる橋。
    マイナーにメジャーな橋なので、別に説明は要らないかと思います。

    でも、
    この貴重な橋は八ッ場ダムよりも効果の係数が低いシューパロダムが完成すると
    残念ながら現在よりも約40m水位が上がるシューパロ湖に水没し、
    数十年に一度の渇水でもないと見られなくなります。
    (現在のダムもダム湖の底に沈めるというなかなか大雑把なダムです)

    さて、
    こんなメジャーな橋に行ったから勇者だなどと名乗る気はありません。
    単にシューパロダムPRセンターの係の方からお聞きした
    勇者の話がしたかっただけなんです。

    三弦橋、
    普通の人は国道からカメラを取り出し、35mm換算35mmのレンズで、
    381mという長大な森林鉄道が真横から全部収まるような
    遠くから眺めて満足するしかありません。

    でも、
    カヌーを使えば誰でも簡単に三弦橋には到達できるし、
    大夕張ダム管理事務所職員も頻繁に三弦橋の橋台付近には
    行って居るみたいです。

    そんな三弦橋ですが、
    ダム管理職員の公務を除いて最低でも今年は3人も到達しています。
    一人は私、もう一人は大夕張地区に昔住んでいたご老人がカヌーで。
    最後の一人が問題の勇者です。

    到達方法は不明ながら、
    大夕張ダムの対岸から一人で橋を渡りきり、
    大夕張ダム側は現在はシューパロダム建設で24時間作業中。
    渡っている人影に気づいた現場職員は気が気ではなかったことでしょう。
    で、渡りきったところを保護して工事現場の外まで車で保護した。
    と、そんな話をPRセンターの方が話してくれました。
    今年の春先のことだそうです。

    この人のとんでもないところは大きく2つ。
    1つはアプローチ方法、もう1つは橋を渡りきったこと。

    単独で後顧の憂い無くアプローチするには徒歩になります。
    私の知る限り、車で行けるところまで知り合いに送ってもらっても、
    廃線跡をたどって5km以上も歩くことになります。

    しかも、
    最低でも2カ所は回り道もできずに廃線跡のスカスカの鉄骨の上を渡り、
    ヒグマも出没する廃線跡を歩くわけです。
    ……恐ろしい。

    それより恐ろしいのが三弦橋本体です。
    三弦橋の簡単な諸元を挙げると幅6mに高さ8mの二等辺三角形、
    中央部は軽便なのに何故か鉄骨間が1250mmほど空いていて、
    2本を跨いで歩くには、相当のあしながおじさんである必要があります。

    まぁ、
    2〜3m置きに鉄骨間を結ぶ補強はあるわけですが、
    それでも、外枠にさわることもできず、ところどころに枕木の残る鉄骨を
    一本橋を渡るようにして381mに渡って歩ききらねばなりません。

    おまけに、
    私が行った頃には湖面と橋とが7〜8mもありましたが、
    春先であれば雪解け水の為に水位は満水状態で湖面との距離は3mほど。

    それなら怖くないね……ってことにはならないわけで、
    雪解け水の処理の為に現在のダムである大夕張ダムはゲートを全門開放中。
    橋の最後の100mほどで落下した場合、ライフジャケットを着けていても、
    そのまま流されてダムから紐無しバンジーを楽しむことになります。
    写真の右手に見えるのが恐怖のゲートですな。

    そんな湖面の流れを間近に感じる3mという高さは、
    ともすれば恐怖を誘うでしょうし、ダム放流の轟音も歩くにつけ近づく。
    そんな死の一本橋。

    渡る先には手すりもなく、
    安全帯を装着できるような鉄骨もない。
    足下の鉄骨に装着しようにも2〜3m置きの補強が邪魔。
    おまけに枕木などもところどころに残っている為、現実的とは思えません。

    考えれば考えるほどに、
    挑戦することが単なる蛮勇にしか思えませんが、
    PRセンター職員の、地元の方らしいおばちゃんお二人の話では、
    これに挑み、渡りきった剛の者が、実際に居たようなのです!

    挑むことそれ自体が愚者ですが、
    渡りきった、やりきったのであれば、それはもう勇者!!

    あんまり凄いお話でしたので、
    見知らぬ勇者に心からの拍手を送りたい、と、
    吐き出し口を求めてこちらに書かせていただきました。
    長文、失礼しました。

    追記:
    余談になりますがシューパロ湖には九十九式重構桁という、
    鉄道聯隊謹製の非常に珍しい可搬式のインスタント・トラス橋が残っています。

    最大では145tの広軌機関車と45t貨車が通行できたという実績があり、
    基本的には120tまでの鉄道ないし車両を通行させる為のもので、
    組み合わせ方と総数で桁間の距離も耐荷重も思いのまま、
    組み立てたらピン接続するだけ。
    便利ですな。

    三弦橋と同じ夕張岳線の第五・第六橋梁として、また普通の林道橋として。
    最後の一つは誰でも簡単にアプローチ可能で渡ることが可能です。
    (ただし、車両通行止めゲートのため、徒歩かチャリ限定)

    私の知る限りでは、
    この3つが国内に現存する全ての重構桁です。

    これらも全て早ければ2012年にも水没する予定ですので、
    興味のある方が北海道方面に行かれる際には、
    是非とも望遠レンズで覗いてみてください。


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